PQC6100Mシリーズは、各種測定器よりRS232C信号で出力される測定データをデジマチック信号に変換する装置です。
デジマチック信号は(株)ミツトヨのノギス・マイクロメータ等の出力と同じフォーマットで出力されますので、RS232C出力の測定器も簡単に接続することができます。
仕様
入力 : RS232C(測定器)※Dサブ25ピンオス
出力 : デジマチック信号
外形 : 58(W) 68(D) 20(H) mm
重量 : 80g
電源 : 弊社入力ツール(PQC7302U等)に有線で接続する場合は電源が供給されますのでACアダプター不要です。
※他社製入力ツールに接続の場合はACアダプタ必要
各部の名称及び説明
PQC6100M側面
電源 ・・・・・・・・ ON/OFF
OUTPUT・・・・・ デジマチック出力(平型10ピン)
FOOT ・・・・・・・ 外部フットスイッチ(別売)
DCIN ・・・・・・・ 電源接続コネクタ
接続例
データフォーマットの設定内容
- 通信方法の設定(ディップスイッチで設定)
♦通信速度・・・・・・・・・・1200~9600bps
♦データー長・・・・・・・・・7,8
♦ストップビット・・・・・・・ 1,2
♦パリティ有無・・・・・・・ 偶数・奇数 - ヘッダー文字の設定
測定器より出力されるデータフォーマットの先頭文字(0~5文字)の設定 - データ位置の設定
測定器より出力されるデータフォーマットの先頭文字 - 測定器へのコマンド要求の設定
測定器よりデータ入力する為のコマンドが必要な場合はコマンドを設定します。 - データのデリミッターの設定
データフォーマットの最後の文字を設定します。 - データの出力方法の設定
測定器よりデータを入力(コマンドの送信)する場合にフットスイッチ(デジマチックリクエスト)で行うか測定器からの出力を待機するかを設定します。 - データの出力数の設定
データの出力される個数(X、Y、R 等)を設定します。
設定は4個まで可能です。